経営学 その189「損益計算書」
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本日は
「損益計算書」
についてお話出来ればと存じます
最後までお付き合い頂けると幸いです
会社の一会計期間における経営成績を示す決算書です。
会社の経営成績を収益と費用とを対比して、その差額として利益を示すものです。
別名「Profit&Loss Statement」(略してP/L)とも呼びます。
損益計算書は収益から費用を引いて利益を求め、経営成績を判断します。利益は、その収益と費用の性質から5つに分けられます。
①売上総利益
売上高-売上原価で求められ、粗利益ともいわれます。
②営業利益
売上総利益-販売費及び一般管理費で求められ、本来の営業活動で得られた利益を表します。
③経常利益
営業利益+営業外収益-営業外費用で求められ、営業活動以外で得た利益もプラスされます。
④税引前当期純利益
経常利益+特別利益-特別損失で求められ、最終的に税金を控除する前の利益を表します。
⑤当期純利益
税引前当期純利益-法人税等で表され、企業における最終的な利益となります。
損益計算書は、一定期間内の企業の経営成績を表します。一方、貸借対照表は、ある時点での企業の財政状態を表します。どちらも決算報告に欠かせない財務諸表で、その表すものは異なりますが、当期純利益の額は一致します。
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